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クルーズ・オブ・ザ・イヤー2010

2010年12月16日、東京都千代田区平河町の海運ビルで「クルーズ・オブ・ザ・イヤー2010」授賞式が行われました。授賞の結果は下記の通りです。

グランプリ

レジェンド・オブ・ザ・シーズで航く 上海・韓国周遊クルーズ
(ミキ・ツーリスト クルーズセンター、ロイヤル・カリビアン・インターナショナル)

米国クルーズ船社が運航する「レジェンド・オブ・ザ・シーズ」(7万総トン)による初の日本発着(横浜発着)クルーズを実施。2航海で日本人3,200人が乗船するという、わが国のクルーズ旅行史上に残るエポック・メーキングなクルーズとなった。「クルーズ=豪華」というイメージを払拭する低価格設定とクオリティの高さで、カジュアル・クルーズの真髄、世界水準のクルーズを広く知らしめ、市場拡大に貢献した点を、高く評価。

優秀賞

ぱしふぃっくびいなす 人道の港クルーズ 利尻・礼文島チャータークルーズ5日間の旅
(読売旅行 近畿営業本部、農協観光 関西統括事業部、敦賀市、日本クルーズ客船)

日本海側のクルーズの基点として、関西、中京、北陸エリアからの集客が見込める敦賀港の利用に着目。利尻・礼文島を訪れる人気クルーズを5日という手頃な日程で組み立て、地域の需要掘り起こし、地方港の活性化に貢献した。また、敦賀市と連携し、2003年から継続的に実施してきた取り組みも評価された。

優秀賞

羽田就航記念特別企画 「サファイア・プリンセス」で巡る メキシカンリビエラクルーズ11日間
(阪急交通社 九州営業本部、クルーズバケーション、全日本空輸)

羽田・新国際ターミナルのオープン、全日空の羽田~ロサンゼルス直行便、九州生まれの超大型客船「サファイア・プリンセス」、九州のどの空港から参加しても同一旅行代金というアイデアを組み合わせた見事なシリーズ商品づくりを高く評価。当初、50人程度の集客見込みだったが、11月末現在で既に330人の予約に成功。地方の市場開拓とこれからのフライ&クルーズの可能性を示した。

特別賞

グローバル ユース ビューロー

日本では未だ馴染みの薄いナセル湖クルーズを組み込んだエジプト世界遺産探訪の旅、ウィーンフィルと旅する白夜のバルト海クルーズ、ヴァイオリニスト・天満敦子さん同行の欧州リバークルーズ、北西航路を行く北極諸島クルーズ。ノミネート商品はいずれもテーマ性に優れ、かつ高品質のクルーズの旅を提供した。こだわりの商品づくりを続ける同社の姿勢、企画力を高く評価。

特別賞

輪島市

平成19年3月の能登半島地震からの復興シンボルとして今年5月、旅客船岸壁の供用を開始。5月~9月までに「にっぽん丸」、「ふじ丸」、「ぱしふぃっくびいなす」が計4回入港し、「輪島マリンタウン開港元年」を飾った。大漁旗を掲げた漁船団による送迎、御陣乗太鼓、子供たちによる和太鼓の披露など、官民一体となっての盛大な歓迎振りは日本屈指といえ、また、朝市に近い港のロケーションも評価された。

ベスト・クルーズ・カップル

大和田伸也・五大路子夫妻

お二人とも日本を代表する港町出身。現在も横浜在住で、その町をこよなく愛し続けている。正義感の強い大和田さんと女性としての一途さをイメージさせられる五大さんは、まさにホンモノがわかる大人のカップル。是非クルーズに乗っていただきたい夫婦である。