2024年12月6日、当協会は東京都の「令和7年度予算編成における各種団体要望」の一環として、小池都知事からヒアリングを受けました。
ヒアリング冒頭には当協会理事長の篠原から小池都知事に要望書を手交し、①来年6月に受け入れを再開する晴海ふ頭でのシャトルバス運行や必要設備・警備員の確保、②東京国際クルーズふ頭における2バース目の整備、③インセンティブ制度および客船誘致促進補助制度の継続・拡大を求めました。
これに対し、小池都知事から「現在、東京都では、乗船客が都心などの目的地へ円滑に移動できるよう、近隣主要駅とターミナルとの間のシャトルバスを運行している。今後は晴海ふ頭と東京国際クルーズふ頭の2つのターミナルをより多くの乗船客に快適にご利用いただけるよう、取り組みの充実を図ってまいりたい」と回答があり、続いて松川港湾局長から「(東京国際クルーズふ頭における2バース目の整備について)今後の寄港ニーズを見極めながら必要な対応を検討してまいりたい」「(インセンティブ制度および客船誘致促進補助制度について)実施による効果等を検証しながら今後の制度の在り方について検討してまいりたい」と回答がありました。
当協会では、客船事業のさらなる発展を目指し、関係各所に対して継続的な要望活動を行ってまいります。