2022年度クルーズコンサルタントセミナー(C.Cコース)実施予定~ 実施要領の公表は5月下旬 ~
当協会クルーズアドバイザー認定制度運営委員会(委員長:小出文隆 商船三井取締役)は、コロナ禍により2年間にわたり中止していた「クルーズコンサルタントセミナー(C.Cコース)」について、2022年度は受講し易くするため各種要件等の緩和を図った上で実施する方向で調整を進めている。
2022年度クルーズコンサルタントセミナー(CCコース)では、クルーズマスターによる講義はWEBセミナー(オンデマンド配信)によるものとし、10月上旬に10日間程度の視聴期間を設けて受講できるようにしている。
また、試験については、これまで通り全国5か所の会場で感染対策も考慮して60分間の試験を予定し、試験合格を以て認定証をお渡しする。(ただし、乗船研修の受講等については従来の対象期間を大幅に緩和するが、これら対象期間内に受けなければ資格を失効となる。)
クルーズコンサルタントセミナー(CCコース)実施要領の公表は5月下旬を予定しているが、概要は以下の通りで取り進めることとしている。
≪クルーズコンサルタントセミナー(CCコース)概要≫
1.受講資格要件(次の●の要件のいずれかを満たしている方)
●現に旅行業務に従事している方。過去に3年以上旅行業務に従事した経験のある方。(いずれも会社による在職証明が必要です)
●現在、旅行会社への従事にかかわらず、既に総合旅行業務取扱管理者、または、総合旅行業務旅程管理主任者の資格を取得している方。
2.セミナー講義(WEB研修)
クルーズマスターを講師とするWEB講義(受講者限定のオンデマンド配信)
WEB配信時期 2022年10月上旬~ 約10日間(予定)
3.「クルーズ教本」はPDF版および電子書籍版で提供
4.試験(会場)
(1)リアル開催 (試験時間 60分)
全国5か所予定(札幌、東京、名古屋、大阪(神戸)、博多)
5.クルーズコンサルタントセミナー(CCコース)の認定
(1)クルーズ・コンサルタントの認定は、試験合格を以て付与(認定日は調整中)
(2)日本籍クルーズ船による乗船研修の要件(暫定措置)
・原則として合格した年度内に日本籍クルーズ船による乗船研修を受けること
・希望により、合格年度の翌年度以降2年を超えない期間内に乗船研修を受けることも可能
※この期間内で乗船研修に参加できない場合は、認定を失効。
・乗船研修をJATA・JOPA共催「販売セミナー」に代替可能(暫定措置)
本船内での座学研修・見学会の受講を以て乗船研修と見做す
(3)上記(1)、(2)の扱いについては、暫定措置とし、コロナ禍収束状況が確認された場合には、経過措置を設け、CC試験合格後の乗船研修は当該年度内に受けるものとし、また、JATA・JOPA共
催「販売セミナー」の受講による代替は停止する。
6.乗船研修の免除について
(1)クルーズコンサルタントセミナー(CCコース)受講前(2022年9月30日から過去3年間)に内外のクルーズ客船に乗船経験がある場合は乗船研修を免除とする。
(2)合格した年度の翌年度以降2年間までに、内外のクルーズ船に個人的または業務添乗にて乗船した場合には、同乗船経験を以て乗船研修したものとみなし免除とする。(乗船を証明するものの提出が必要。)
※上記5.(2)の期間内の乗船研修を受けず、6.(1)および(2)の免除要件を満たさない場合は、認定を失効。
7.台風などの災害対応 災害警報等における試験中止の判断
(1)特別警報、警報及び台風・大地震等の自然災害発生時を判断基準
(2)試験前日の13:00時点の政府災害発表に基づき開催の有無を決定
(3)中止が決定し、当日の試験時間前に警報が解除された場合でも(当日の試験はすべて)中止とする。
(4)上記に関わらず、(前日に警報予想がなく)当日の試験前に警報が発令された場合には当日の試験はすべて中止とする。また、試験開始後に警報が発令された場合には状況に応じて判断する。
クルーズアドバイザー制度
クルーズアドバイザー制度は、クルーズ・コンサルタント(C.C)及びクルーズ・マスター(C.M)の2段階で構成され、クルーズ旅行に関するスペシャリストとして、主として旅行業界でご活躍頂く方のためのステップ
アップ式の資格認定制度。本制度は、旅行会社に勤務される方々に、セミナーを通じてクルーズに関する専門的知識を修得して頂き、お客さまからの相談、質問に的確に対応することが出来、自信をもってクルーズ旅行商品を販売することが出来るようになることを目的としている。