日本クルーズ客船、2023年1月をもって客船事業の終了を発表
「ぱしふぃっく びいなす」(26,594総トン)を運航する日本クルーズ客船(入谷泰生社長)は、2022年
12月27日神戸港出発の「びいなすニューイヤークルーズ」の運航を最後に終了することを発表した。日本に本格的なクルーズ時代が訪れたクルーズ元年と言われる1989年に同社は設立され、1990年に「おりえんとびいなす(21,884総トン)」を就航させ事業を開始した。1998年には「ぱしふぃっく びいいなす(26,594
総トン)」が就航し24年間にわたり活躍した。
「ぱしふぃっく びいなす」
1998年に就航した日本最新のクルーズ客船。「ふれんどしっぷ」をモットーにクルーズ市場の拡大に力を注いでいる。カジュアルな国内クルーズを運航する一方で、現在までに8回の世界一周クルーズを実施した。関西発着クルーズも多く、ファミリー、子供向け割引なども充実、グループでの乗船にも最適。朝食、昼食、夕食を提供する「スイート」以上の乗客専用のダイニングサロン「グラン・シエクル」を設けている。
~クルーズコンサルタントコース『クルーズ教本 2022年度版』抜粋~