「にっぽん丸」(22,472総トン)を運航する商船三井客船(上野友督社長)は、(株)商船三井による外航 クルーズ船2隻の建造方針の下、運航クルーズ船として、今後2隻の新造船を投入することを発表した。今回の 新造船投入は、今後、日本のクルーズ市場が成長、拡大するという予測の下、現在の「にっぽん丸」を支持い ただいているお客様を大切にし、これまで培ってきたクルーズ船運航の技術や知識を継承しつつも、将来にわ たって安定したクルーズサービスを行い、新しいニーズや時代の変化にも応えていきたいという考えに基づく としている。 なお、商船三井による発表では、2隻の新造船計画については遠洋区域を航行可能な3万5000トン級、総投資 額は約1,000億円で、建造造船所は未定。2027年頃に第1船の竣工を予定している。第2船の竣工時期は未発表。