飛鳥Ⅱ、官民連携海賊対処訓練を実施

 郵船クルーズ(遠藤 弘之 代表取締役社長)と日本郵船は、2023年6月18日、海上保安庁・国土交通省と
合同で、伊豆大島西方を航海中の客船「飛鳥Ⅱ」を対象に、官民連携海賊対処訓練を実施した。当日は本船
が海賊に襲撃されたとの想定で情報伝達を行い、海上保安庁の巡視船「あきつしま」が現場に急行するなど
の訓練が行われた。

○訓練日時・場所:2023年6月18日(日) 15時~16時、伊豆大島西方海域
○訓練参加機関・船舶:海上保安庁国際刑事課、横浜海上保安部巡視船「あきつしま」
           国土交通省海事局外航課、日本郵船、郵船クルーズ
○訓練概要(訓練想定に沿って手続きだけ実施した内容を含む):
   航行中の本船が、海賊と思われる不審な船舶に追跡・接近を受けている旨を海上保安庁に通報し、同
   庁が訓練参加機関などに対し関連情報を伝達・共有。その後、本船が回避操船などの海賊侵入防止措
   置を講じたことで不審船は退散したが、本船から海上保安庁への要請により、付近海域を航行中の巡
   視船「あきつしま」と同船搭載機が本船の安全確認を実施した。