JOPA、外航クルーズ船事業者の新型コロナウイルス感染予防対策ガイドライン(第8版)を公表 ~国際クルーズの再開について~
2022年11月15日、当協会(会長:郵船クルーズ社長 遠藤弘之)は、これまでの国内クルーズに加え、国際クルーズも対象とした「外航クルーズ船事業者の新型コロナウイルス感染予防対策ガイドライン(第8版)」を公表した。
外航クルーズ船事業者の新型コロナウイルス感染予防対策ガイドライン(第8版)
これにより、コロナ禍の影響で2020年4月以降運航を停止していた日本籍船の国際クルーズは、同ガイドラインに則り感染拡大防止対策を講ずるとともに、陽性者が発生した際の運航基準も有識者の意見などを踏まえ緩和した上で、実施することとなる。国際クルーズの第一陣として2022年12月15日より商船三井客船「にっぽん丸」による「モーリシャスプレシャスクルーズ」が、更に2023年2月10日より郵船クルーズ「飛鳥Ⅱ」による「2023年オセアニアグランドクルーズ」の運航が実施される運びとなる。
また、国際定期航路についても国際間の旅客運送は2020年3月以降運休していたが、2022年10月28日に公表した当協会「外航旅客船(定期航路事業)事業者の新型コロナウイルス感染予防対策ガイドライン(第三版改訂)」に則り、11月4日にJR九州高速船「クイーン・ビートル」(QUEEN BEETLE)、11月2日にサンスターライン「パンスタードリーム」の旅客運送(日韓航路)がそれぞれ再開している。
外航旅客船(定期航路事業)事業者の新型コロナウイルス感染予防対策ガイドライン(第三版改訂)
こうした背景につきましては、政府による新型コロナウイルスの水際対策が2022年10月11日から大幅に緩和され、入国者数の上限が撤廃され、個人の外国人旅行客の入国も解禁されるなど、制限は、ほぼ、コロナ禍前の状態に戻ることになり、各地の海港でも、順次、国際クルーズの受け入れ再開することとされるため、関係機関による国際クルーズの再開に向けた動きが加速してきたことが大きな要因と考えられる。
一方で、「ぱしふぃっく びいなす」を運航する日本クルーズ客船が2023年1月を以てクルーズ事業から撤退することを発表するなど、コロナ禍がわが国クルーズ業界に及ぼした影響は甚大なものとなり、非常に残念な状況となった。しかしながら、今後、わが国に寄港する内外の外航クルーズ船の増加に伴い、クルーズ船を取り巻く環境がコロナ禍以前のレベルに復活し、更なる進展が見込まれています。当協会では、こうした活動が滞りなく継続できるよう、諸案件に対応していくことしたい。